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今や世界各国では、情報技術を活用した「ものづくり」が大きな話題となっています。
楢原・是澤研究室では、「ものづくりのデータサイエンス」の研究に取り組んでいます。
ものづくりにおけるデータサイエンスの活用には、大きく分けて2種類が存在します。
1つが、ものづくりの現象解明のためのデータサイエンスです。ものづくりに使われる工作機械等に取り付けた各種センサーや、CAEシミュレーションから得たビッグデータを利用して、ものづくりに関わる物理現象を解明する製造科学(Manufacturing Science)の研究を行います。高精度な加工や効率向上を実現するための加工現象の解明により、高付加価値なものづくりへとつなげていきます。
2つめが、デザイン活動のためのデータサイエンスです。世の中で作られるシステムの多くは、機械技術と電子技術と情報技術が組み合わされています。これらの要素技術の組み合わせで「機能をデザインする」ことが必須となっています。あらゆる環境下でも機能が維持されるようにデザインするための、品質工学(Quality Engineering)の研究を行います。社会の発展に貢献するシステムを提供する事が出来るようになります、
これらの応用研究として、3Dプリンター技術、AI機械学習、実生産に欠かせない金型技術などと融合し、高付加価値で賢いものづくりを実現する、スマートファクトリー実現のための研究を行っています。